土地家屋調査士会の皆様との勉強会

土地家屋調査士会の皆様との勉強会

9月7日、土地家屋調査士会の皆様と、兵庫維新の会の組織団体本部のメンバーで勉強会と意見交換をしました。まずは土地家屋調査士の仕事内容をご説明してもらった後、狭隘(きょうあい)道路について、地籍制度充実について、お話いただきました。狭隘道路は4メートル以下の道路のことで、狭隘道路に面している土地は建築物を建てるとき、道路の中央から2メートルは下がらなければならない、という建築基準法があり、そのセットバックした土地について名義変更する際に手数料などが費用がかかってしまい、名義変更無しで土地の所有者そのままの名義の場合、後々に問題が出てくることもある、とのご説明でした。例えば、土地の名義が個人のままの場合、その土地を後々売買し、買った方が駐車場にした場合、駐車場は建築物は無いので建築基準法から離れ、セットバックの義務が無くなるため、せっかく道路が広くなっているのに、出っ張りでできてしまったりする、とのこと。地籍制度については、地籍がはっきりしないために、建物の建築が遅れたり、地震災害などの際に復興が遅れたりする、とのことでした。法改正や予算が必要なことでもありますが、国民の皆様の生活に密着する大切な課題と感じました。