吉村共同代表の教育無償化にかける想い

吉村共同代表の教育無償化にかける想い

10月5日(金)

本日は久しぶりの登院でした。

偶然、中司衆議院議員とお会いしました。朝から重い会議を2件こなし、会館事務所にて溜まっている書類の整理を行いました。

17時より1時間30分かけて、吉村共同代表の「教育無償化について」の大阪府の状況と教育無償化にかける研修があり、その後活発な意見交換がなされました。

https://www.youtube.com/live/rGmhZtp-lfM?si=v4ZuHeIPxrsUoXIF

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大阪府の私立高校無償化については、補助上限である標準授業料(現行60万円)までを公費負担し、それを超える授業料を制度に参画する私立高校等が負担する仕組みを採用しています。今後はこの上限を63万円とし、5年後に再度精査する、という内容です。これをキャップ制と言います。大阪府は所得制限を撤廃しますので、行政の負担額は約230億円となりますが、これまで借金の返済のための基金を使い込んでいた穴埋めがやっと終了したため、これを財源に充当し私立高校までの所得制限無しの無償化が実現することとなりました。

講演の中では、授業料と施設整備費について、どちらも保護者負担になることに変わりはなく、維新の価値観は「選択する側に立つ」ということ、名目は違っても施設整備費も含んで考えるべき、とのお話もありました。

また、経常費助成と授業料助成の違いは、行政から事業者サイドに払うお金が経常費助成であり、授業料助成は行政から直接生徒に払うお金であること、都道府県によって違うので、こういったことも注意して見てほしい、とのこと。

粗い計算ではあるが、全国で所得制限無しの私立までの高校無償化を成し遂げた場合、掛かる予算は約6,000億円であるので、是非これを全国でやるために頑張って欲しいと国会議員並びに国政支部長に対しての話もありました。

大学の無償化については、「大学の改革とセットでなければやるべきでは無いのではないか」とのご意見でした。高校への進学率は99%とであるのに対し、大学の進学率は54%であり、高校の方が公教育の性格が強いので、大学については役割について考えをまとめるべき、とのことでした。

今日は維新学生部の方々も出席し質問や要望を投げかけるなど、有意義な時間になったと思います。

私自身、吉村共同代表のお話は非常に理解しやすく、行政のトップとしての見識は得難いお話でありました。ありがとうございました。